前にこのブログで「猫車」を紹介しましたが、最近「猫瓶(ねこびん)」というものがあることを知りました。
「なにそれ、かわいい!」と思い、さっそく調べてみましたよ!
▼以前紹介した「猫車」の記事はこちら
猫瓶とは
猫瓶とはこういうものです。
そう、昔、駄菓子屋さんにあった、お菓子を入れる瓶です。
ガラス製でフタがナナメについているのが特長で、猫のような形をしていることから「猫瓶」と呼ばれています。
今は、材質に関わらず、この形状のものを指して「猫瓶」という場合もあります。
猫瓶をこの角度からみると・・・
たしかにねこに似ています(笑)。
ちなみに、このマーブルガムの商品説明をみると「マーブルガム6粒入りの小箱40個がねこびん容器の中に入っています」と書かれています。
ひらがなで「ねこびん」と書くのもかわいらしいですね。
この角度もかなりねこっぽいですね。
駄菓子の入れ物に、こんなかわいい名前がついていたなんて!
それにしても、フタがナナメについているだけで、なんでこんなワクワクするんでしょうね。
家に置いてあったら、たのしそう! 以上が正統な「猫瓶」なのですが、ちょっとシャレのきいた商品もあります。
お菓子を入れられるねこの瓶
廣田硝子が展開している、お菓子を入れるねこの瓶です(笑)。ちゃんと「お菓子用のビン」として展開されています。
ちょっと微妙な顔をしたものもあります。なんだか自信のなさそうなまねきねこです。 正式な猫瓶ではないけれど、ある種、猫瓶というアイテムですね。
猫瓶に似ている「地球瓶」
駄菓子屋においてある瓶は、猫瓶のほかにこんなタイプのものがあります。
フタが上についているガラス製の瓶ですね。丸い形をしています。この瓶は
「地球瓶」という名前がついています。
今ではなかなか見る機会のなくなってしまった地球瓶ですが、その多くはガラス職人による手づくりだったのだとか。
1つ1つ吹いてつくっていたそうで、それぞれの形の違いがいい味を出していたとのこと。
そうしたものに駄菓子を入れて売っていたわけですから、今考えるとすごい話ですよね。
今では職人さんも減ってしまい、 手に入れられる機会も限られています。
まとめ
「猫車」もそうでしたが「猫瓶」も実に粋なネーミングですね。
猫瓶や地球瓶に入った駄菓子を買う・・・今ではなかなか見られなくなってしまった光景ですが、美しさやあたたかさを感じますね。