先日、ひょんなことから、これの名前を知りました。
土砂などを運ぶ時に使う手押し車ですが、これ、「猫車(ねこぐるま)」って呼ばれているんですね。知らなかった!
略して「猫(ねこ)」とも言うそうです。なんというかわいさ・・・。
というわけで、今回は猫車についてです。
「猫車」の名前の由来
猫車は、「運搬一輪車」と呼ばれる手押し車の通称です。
さて、これが「猫車」と呼ばれるようになった由来ですが、次のような説があります。
- ひっくり返すと、寝ているねこの背中にそっくりだから
- ねこのようにゴロゴロと音をたてるから
- 「猫足場」と呼ばれる、せまい足場も平気だから
といった説があります。
・・・寝ているねこの背中にそっくりだから(笑)。
また、別の説では、猫車の「取っ手」の形が、猫の手のようにみえるから、というものもあります。
むしろ、脚のほうが似ている気が・・・(笑)。
ねこのようにゴロゴロと音をたてるから
「ねこのようにゴロゴロと音をたてるから」という説についてもみてみましょう。
ねこのゴロゴロ音を探してみました。目を閉じて聴くと、ちょっと工事現場っぽく聞こえるかも(笑)。
それにしても、かわいいスコティッシュフォールドさんですね。ちょっとタイヤみたいな音がしますけど(笑)。
音に関するそのほかの説では、「車輪のきしむ音が、ねこの鳴き声に似ているから」というものもあります。
猫車のかんたんな歴史
さて、名前1つとっても、奥の深そうな猫車ですが、非常に長い歴史があります。
一輪タイプの手押し車は、なんと三世紀ごろから使われていたことが知られています。古代中国の木製の手押し車がそれで、「木牛」「流馬」と呼ばれていたそうです。
それとは別に、西欧では十二世紀ごろに発明されたといわれています。
ちなみに英語では「ホイールバロー」というみたいですよ!(キャットカーじゃなかった・・・)
猫車もパンクする
これ、知らなかったんですけど、猫車もパンクするんですね。
現在は、パンクしにくいタイヤ(パンクレス、ノーパンクタイヤ)のものも増えているようですよ。
子供用の猫車
猫車は子供用のものもあります。
砂遊びのときに使ったり、おもちゃを運ぶのに使います。これ、たのしそう!
まとめ
今回は、土砂などを運ぶ「手押し車」の名前があまりにかわいかったので、つい記事にしてしまいました(笑)。
「猫車」というのは通称のようですが、ちょっと愛嬌があっていいネーミングですね。