先日、免許の更新で視力検査をしました。そこでふと、視力検査につかわれる「C」みたいなのって、なんて名前なんだろうと思いました。
というわけで、さっそく調べてみました。
視力検査で使われる「C」みたいな記号
視力検査で使われる「C」みたいな記号は、「ランドルト環」または「ランドルト氏環」という名前がついています。
スイスの眼科医のエドムント・ランドルトが考案したことから、このように呼ばれるようになりました。
1909年にはイタリアの国際眼科学会で国際的な標準視標として採用され、今に至っています。
シンプルだけど、きちんとした規定があります
「ランドルト環」は、切れ目の幅や線の太さなどきちんとした規定があります。
切れ目の幅は、線の太さ(線幅)と同じ。また、切れ目を約5倍すると、外径になります。
比率で表すと、
- 円環全体の直径:円弧の幅:輪の開いている幅=5:1:1
というサイズになっています。
家でも使える視力表
家庭用の視力表を通販で買うこともできます。
ランドルト環のものから、魚やひらがなの入った山地式の視力表もあります。
こりゃあ、家でもやってみたくなりますね。
ちょっとユニークなところでは、視力表のジグソーパズルもあります(笑)。
108ピースを組むと、視力表になります。正式な視力表ではなく、お遊び用だそうですが、面白そうなアイテムです(笑)。
視力検査で使うスプーンみたいなアレの名前
視力検査ネタをもう1つ紹介しましょう。視力表をみるときに、片眼を隠すスプーンみたいなアレの名前です。
こちらは「ランドルト環」のような名前ではなく、漢字で「遮眼子」と書きます。「しゃがんし」と読みます。
通販では、視力表と遮眼子のセットもあります。
これ、家にあったらたのしいかも(笑)。
まとめ
視力検査に使う「C」みたいな記号、ちゃんと名前があったんですね。小さい頃からずっと「Cみたいなの」と呼んでいました。遮眼子のほうは「目隠しスプーン」と呼んでいた気がします(笑)。