スタバやマック、コンビニなどでホットコーヒーを買うと、プラスチックのフタがついてきます。
こういうのとか
こういうのですね。
これ、「トラベラーリッド」というんですって。知らなかった!
というわけで、今回はトラベラーリッドについてです。
トラベラーリッド
トラベラーリッドの「リッド」にはフタという意味があります。
持って移動する人向けということで旅人のフタ、トラベラーリッドという名前がついたといわれています。
ちなみに、ついている穴は飲むためのもの。もちろんはずして飲んでもOKですが、もともとは、そのまま飲めるように開発されたものです。
トラベラー・プラス・リッド
さて、このトラベラーリッドですが、大きくわけて2つのタイプがあります。
1つは穴があいたもの。最初に紹介したこういうタイプのものですね。
そして、もう1つは穴の部分が開閉式になっているものです。飲み口の部分を開けたり閉めたりできるタイプのものです。
こういったものとか
こういったものですね。
今はこうしたフタ全般を指して「トラベラーリッド」と呼ぶことがほとんどですが、以前は開閉式を「トラベラー・プラス・リッド」と呼んでいたのだそう。
穴だけのものに、開閉機能がプラスされた、というわけですね。
ちなみに、飲み口とは別にあいている小さい穴は、空気穴です。飲み物を出やすくするためにあいています。
やけどしにくい飲み方
持ち歩きに便利、冷めにくいといった利点のあるトラベラーリッドですが、苦手な人も多いようです。
私もその1人なのですが、熱いのがどのタイミングで口にくるのかわかりにくいんですよね。で、よくやけどします。
実はこれ、次のような対処法があります。
- 舌の先をなるべく触れないようにする
- 前歯の後ろに舌先をくっつけるイメージで飲む
- ゆっくり飲む
熱さを感じやすい舌先を避けることで、やけどをしにくくするという方法です。
やけどをしやすい人は、ぜひやってみてください。私もこれを心がけるようにしてから、やけどをしにくくなった気がします。
カップに巻く厚紙みたいなもの
ちなみに、熱い飲み物が持ちやすくなる、カップに巻く厚紙みたいなものにも名前があります。
これには「スリーブ」または「ザーフ」という名前がついています。よく使われるのは「スリーブ」のほうですね。
トラベラーズリッドとセットで使うことも多いですね。
いろいろなスリーブ
さて、このスリーブ、持ち帰り用は厚紙のことがほとんどですが、何度でも使えるタイプのものもあります。
こちらはスヌーピー。みているだけで、ほっこりできそう。
ストラップつき、なんてものもあります。持ち帰りで買うのがたのしくなりそう。
まとめ
今回は、スタバやマックのホットコーヒーについてくるフタについてでした。
ちなみに、トラベラーズリッドは1985年にアメリカのソロ・カップ社が開発、日本には1995年ごろから広がりはじめたといわれています。
しかし、未だにそのまま飲むのがいいのか、はずして飲むのがいいのか迷うゆずもちです(笑)。