雨の日にお店に行くと、よく傘袋がかんたんにつけられる機械が置いてあります。これ、ちゃんとした名前があるそうです。
こういう機械ですね。
これ、「傘ぽん」というのだそうです。
名前から分かる通り、日本で開発されたアイテムです。
というわけで、今回は「傘ぽん」についてです。
傘ぽんとは
傘ぽんは、傘を入れるだけで傘袋がつけられるアイテムです。
開発元の新倉計量器株式会社のサイトでは、傘袋自動装着機「傘ぽん」と書かれています。
雨の日になると、デパートやスーパー、ファーストフード店などあちこちでみられますね。今や日本だけではなく、海外でも使われる大ヒットアイテムになっているのだそう。
これ、一種類だけかと思ったら、いろいろなバージョンがあるんですね。
傘ぽん スタンダードタイプ
まずはスタンダードタイプ。傘を入れると、傘袋がついてくるものです。スリムなボディながら、最大で2,000枚の傘袋が収納できるそう。
傘ぽん 長傘&折りたたみ傘対応タイプ
つづいては、傘を入れるところが2種類あるタイプ。左側は長傘、右側は折りたたみ傘に対応しているます。
傘ぽん傘袋回収機能付きタイプ
つづいては、傘ぽんに傘袋回収機能がついたもの。傘袋がワンタッチではずせます。
画像引用:新倉計量器株式会社
右側の穴に傘袋のついた傘を入れて、押し込むと・・・
画像引用:新倉計量器株式会社
おお、傘袋がはずれています!
傘ぽん ダストボックス付きタイプ
こちらもダブルスロットタイプ。左側は傘ぽんですが、右側はダストボックスになっています。
傘ぽん 全天候タイプ
こちらは全天候タイプ。雨の日は傘ぽんとして、晴れの日はダストボックスとして使えるタイプです。
ふたの位置を変えて、後ろ向きにするとダストボックスになります。
画像引用:新倉計量器株式会社
ちなみに、傘ぽんに使われている袋は、有毒ガスの出ないポリエチレン製とのこと。燃えるゴミとして処理できる袋になっています。
まとめ
今回は、まさにアイデアの塊というべき「傘ぽん」を紹介しました。
ちなみに、傘ぽんの登場は1990年代。持ち込まれたアイデアをもとに、1994年に新倉計量器株式会社が開発したのがはじまりです。
これから傘ぽんを見るたびに、どのタイプの傘ぽんか気になりそうですね。